サイゴン陥落
2024/10/07
石破総理は、またまた「手の平返し」して、裏金議員の一部非公認とか。ただただその場凌ぎである。また変わるかもしれない。カメラマン石川文洋氏の「ベトナム戦争と私」を読んでいる。従軍記者としてベトナム戦争を生々しく書いている。米軍のベトナム解放戦士の虐殺はもとより、農民の殺害もなまなましい。1975年4月30日、サイゴン(現在のホーチミン市)が陥落して米軍が追い出された。当時、早稲田の法学部図書館で司法試験勉強中に知った。ベトナムは、多大な犠牲の中「正義は勝つ」のことを教えてくれた。なんど失敗しても諦めないことと思いを強めた。図書館の大部屋は仕切り板で机一つ程度しかなく、100名以上のほとんどが、試験勉強である。静か。ただペンの音のみ。当時3万人が受験しても合格は500名のみであった。後輩の女性とペアのようにし、時々に合格者からの指導、ゼミが開かれた。その女性も私の後に合格し、弁護士として活躍している。私も合格してから、都内の学生運動していた人達を指導した、多くが合格し、私なんか及ばない位著名な弁護士となった。ベトナムのように試練は真面目に必死にやれば、必ず報われると確信していたが、辛く長い道のりであった。石破総理も総理に何度も挑戦してきた。総理になった今こそ、辛く長い道を思い致すべきである。しかし、忘れている。「手の平返し」していては、必ず国民の仕返しがあると思い至れ。